2025年 年末のご挨拶とご報告

拝啓

平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

2025年もいよいよ終わりを迎えようとしておりますが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

皆さまの変わらぬご支援のもと、PINECONEは本年も新たな挑戦を重ね、着実な前進を実感できる一年を過ごすことができました。改めて、心より御礼申し上げます。

アンドリューと私にとって、2025年は「信頼」という言葉の重みを、これまで以上に深く学ばせていただいた一年でした。

事業を取り巻く環境が大きく変化するなかで、即断即決が求められる場面もあれば、あえて時間をかけて向き合うべき局面もありました。その一つひとつの経験を通じて、経営とは単なる意思決定の積み重ねではなく、人と人との信頼の上にこそ成り立つものだということ、そして「長く続く価値」は、その信頼の先に生まれるものだということを、改めて実感しております。

さて、私たちPINECONEは「未来への架け橋」という旗印のもと、自律性分散組織としての在り方を志向しながら、優良日本企業が永続的に発展していくための「居場所」であることを目指し、歩みを進めてまいりました。2022年にアンドリューと私がこの思想を共に言語化して以来、事業承継という極めて人間的で複雑な領域において、多くの挑戦と機会に向き合ってきましたが、本年はその考え方がより実体を伴い、組織や事業の随所に根づき始めた一年であったと感じています。

おかげさまで2025年は、新たに二社とのご縁に恵まれました。

一社は、日本初のうさぎ専用プレミアムフードおよび栄養食品メーカーとして、長年にわたり市場を牽引してきた【株式会社ウーリー】です。長野県産の牧草をはじめとする同社の製品は、全国のうさぎファンの皆さまから高い評価と支持を集めています。

もう一社は、「人と自然が調和する環境づくり」を理念に掲げ、東北を拠点として地域社会を支え続けてきた、環境調査・分析の専門企業【株式会社大東環境科学】です。

一見すると業種や規模の異なる二社ではありますが、いずれも創業以来、揺るぎない信念と現場に根ざした専門性、そして何よりも、長年にわたり積み重ねてきた「信頼」【顧客、従業員、取引先、そして地域社会への信頼】を守り、事業を継続してこられました。

創業家の皆さま、そしてご家族の皆さまから託された想いを、次の世代へと誠実に引き継いでいくこと。その責任の重さを、私たちは改めて噛み締めています。

また、弊社PINECONEにおいても、この一年を通じて事業基盤が着実に厚みを増してきたことを実感しております。国内外でのパートナーリングやM&Aを通じ、専門性の高いサービス領域を段階的に拡張しながら、日本市場における価値提供の幅を広げてまいりました。

その過程においては、組織や事業の枠を越えた人材の活躍、テクノロジーの活用による業務の進化、そして中長期視点に立った資本の考え方を重ね合わせることで、変化に対してしなやかで持続可能な経営体制の構築に注力しております。短期的な環境変化に左右されることなく、長く価値を生み出し続ける企業グループであることを目指してまいります。

本年は事業面のみならず、PINECONEとしての考え方や取り組みを、対外的に発信する機会にも多く恵まれました。メディアでの対談やインタビュー、チームメンバーによる登壇や寄稿を通じて、私たちの思想が少しずつ社会と共有されてきたことを、ありがたく感じています。これもひとえに、日頃から支えてくださる多くの皆さまとの信頼関係の賜物です。心より感謝申し上げます。

皆さまと共に築いてきた信頼と経験は、来る2026年への確かな礎となりました。私たちはこれからも、短期的な成果にとらわれることなく、信頼され、選ばれ続ける企業グループ(プリファード・カンパニー)であることを目指し、チーム一丸となって歩みを進めてまいります。

年末年始のひとときが、皆さまにとって穏やかで、安らぎと笑顔に満ちた時間となりますことを、心よりお祈り申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。

敬具

令和7年12月31日
PINECONE Holdings株式会社
共同代表 服部周作・アンドリューチョウ

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