対象企業向け説明資料(オンライン・ブロシュア)
Serial Acquirerは長期継続を目的とする事業基盤です。その特色は、非中央集権的な運営モデルに支えられ、永続的な投資視野を持ち、優良なビジネスに資本供給をすることです。
弊社は、日本の中小企業にとって未来への架け橋、「Bridge to the Future」となるべく基本理念のもと、異なる手法で事業承継問題などを抱える経営者様への解決の糸口を提供したいと考えます。
弊社は、中小企業が将来にわたってのびのびと発展し、繁栄するための革新的な投資持株構造を導入・創造することによって、これを実現します。
弊社は素晴らしい企業と一緒に仕事がしたいと考えております。
特性
弊社は「エバーグリーンな収益力」”Evergreen Profitability”思考の下、日本の中小企業との資本業務提携を希望しております。その際、弊社が興味を持つ対象企業様は、最低EBITDA水準の0.5億円以上を持続的にクリアしている
その実現には経営者様の絶え間ない努力と複数の成功要素が重なっていると考えます:
- EBITDA率が高い
- 特殊・ニッチリーダー・知名度が高い
- 競合他社がいない、又は、少ない
- リピーター顧客の割合が多い
- リスク分散ができている
- アセットライトである
- その他:
- 3年以上の営業実績
- 上質な経営者様・経営陣
- 誠実さ
こちらに当てはまる企業・経営者様に縁がありましたらぜひお声かけください。
新興企業やターンアラウンド企業への投資は行いません。
産業分野
弊社は取り扱うサービス・事業内容を細かく指定をしておりません。
しかし、資金供給としてより適していると思われる業種は存在します。弊社の好みについて、以下のリスト(非網羅的)を参考にしていただき、何らかの指針を示すことができれば幸いです。
好む業界 | 苦手な業界 |
B2B サービス全般 | バイオテクノロジー |
警備・セキュリティ・保障・煙感知器 | 最先端技術ビジネス |
教育・学習・人材育成トレーニング | スーパー・コンビニエンスストア |
ニッチビジネス | レストラン・カフェ |
クロスボーダービジネス | 循環型・景気サイクルビジネス |
廃棄物・リサイクル | 天然資源 |
企業向けソフトウェア・VMソフトウェア | 建設全般 |
後発型のテクノロジー・SES関連 | 不動産賃貸 |
専門製造業 | 特殊機器や機械を扱っているビジネス |
メンテナンス&修理 | |
非裁量的経費のビジネス |
取引の構造
弊社は、契約の取引構造をできる限りシンプルにすることを希望しています。貴社へ投資をする際、完全所有権または過半数の所有権を要求します。 しかし、企業オーナーも人であり、時には複雑な状況に置かれていらっしゃる場合があります。そのため、可能な限りオーナー様のご希望に沿うフレキシブルな取引構造を構築することを心がけています。
主な取引の種類
- 成長資金
- スケールメリット化(規模の経済)
- 株主流動化
- リキャピタライゼーション
弊社は、バークシャー・ハサウェイ社のような企業分散型モデルを採用しており、資本業務提携先企業が経営の自主性を重んじた運営を行っています。Pineconeの主な役割は、資本の配分と展開であると考えています。そのため、ともに中長期戦略計画は象っても、日常的な業務に干渉することは望んでいません。
主に3つの約束を致します:
- 安全・安定なグループとしての居場所を永続的に提供
- 短期的な収益性よりも長期的な企業の成長やNPVの最大化を目指す
- 資本業務提携先企業がそのアイデンティティと運営上の自主性を保持
目的を成就させるために、資本業務提携先に大きな変更を加える必要がないと確信できない限り、ベクトルを進めることはありません。
付加価値の創出(詳細開示可能・必要に応じてのマネジメントチームサポート)
- 具体的な戦略的助言
- DX化の実装
- 知見・ベストプラクティスの共有
- TOP・HR採用
- グローバル化
弊社の共同創業チームである服部周作(Shu)とアンドリュー・チョウ(Andrew)は、シニアCXOレベルのオペレーションとマネジメントの分野で長期にわたる、プロフェッショナルな経験を持っています。また、経営コンサルティング、投資銀行、大手事業会社、多国籍企業での株式投資、未公開株投資の経験も持ち併せています。Pineconeは、これからも優秀な人材を重宝し、成長を念頭に置いて活動して参ります。
共同代表の略歴
服部周作 Shu Hattori
東京都出身で、長年経営コンサルティング、ターンアラウンド、ベンチャー企業での経験がある。金融ジャーナリストとしてキャリアをスタートさせ、台湾に渡り、東京と上海のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、エンゲージメント・マネージャーに昇格した。また、Groupon in Asia(当時アジアで最も急成長しているユニコーンの1つ)の創業メンバーおよびVPとして参加し、直近では、ターンアラウンド会社のアリックス・パートナーズのディレクターを務めていた。別途、米出版大手McGraw Hill社から「The Mckinsey Edge: Success Principles from the World's Most Powerful Consulting Firm」など多数上梓、他言語へ翻訳される。日、英、中国語が堪能。北米McGill大学卒、国立台湾大学国際企業研究所修士MBA、全特待生。
アンドリュー・チョウ Andrew Chou
豪州出身日本永住者で、企業戦略、投資銀行業務、未公開株・公開株ファンドの運用など、20年にわたる経験を持つ。直近では、VGIパートナーズ(20億ドル規模のグローバル株式ファンド)の東京オフィスを設立し、主に日本企業への投資に注力した。それ以前は、オーストラリアのマイクロキャッププライベートエクイティファンドの代表として投資を成功させ、グロスIRR32%を達成した。Telstra社でエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、その後Greenhill & Co.で投資銀行アナリストを務める。ニューサウスウェールズ大学でコンピュータとバイオメディカル工学を専攻し、卓越な成績で卒業。